チベット式

チベットの今、そして深層 by 長田幸康(www.tibet.to)

チベット・アムド地方ンガバ(Ngaba)小紀行(3)マニ堂

白いチョルテン(仏塔)やタルチョ(祈祷旗)がときどき目に入る。
本格的にチベット文化圏に入ったようだ。

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たぶん紅葉で有名なミャロ(米亜羅)あたり。道路沿いの村にマニ車のあるお堂を見つけた。中には大きなマニ車がひとつ。グル・リンポチェや観音菩薩の壁画は真新しい。 

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近所のおばちゃんたちが夕方の散歩に来ていた。チベット高原の裾野であるギャロン(中国の谷という意味)に住むギャロン・チベット人。言葉もいでたちも、普通に「チベット人」という時のチベット人とはかなり違う。

けれど、
オムマニペメフム。
オムマニペメフム。
観音菩薩に捧げる祈りの言葉は同じだ。