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2008年、ドキュメンタリー映画を撮ったために中国で政治犯として投獄されたチベット人、ドゥンドゥップ・ワンチェン。2017年、米国への亡命を果たして以来、初めて来日し、家族とともに全国で講演を行います! 詳細は↓ https://peatix.com/event/3554224 you…
先日インスタにアップした通り、『チベットの歴史と社会』上下巻をAmazonで購入。 View this post on Instagram A post shared by 長田 幸康 (@osadayukiyasu) ↑に書いたとおり、こういうのは買えるときに買っておかないと絶版になりかねない、という昔から…
インスタにアップしたように↓さっそくamazonで購入。 タンカ(チベット仏画)絵師、馬場﨑研二さんの画集がついに出ましたよ♪ ひとまず集大成、ですよね。 View this post on Instagram A post shared by 長田 幸康 (@osadayukiyasu) amazonへのリンク貼って…
チベットで高地順応に失敗しそうになっている感じの眠さとだるさ。そして37.1度という中途半端な微熱。副反応はそれだけだった(↓インスタに上げた写真)。ファイザー2回目接種が終わって1週間、目下、抗体産生中(のはず)。 View this post on Instagram A…
ひさびさにチベット関係のお仕事をさせていただいたのでご紹介。以前サンガから出ていた『チベット仏教』の第二弾です。こちらもサンガから出るはずでしたが、刊行直前に破産。しかし法藏館さんが引き継いでくださるという奇跡によって世に出ました♪ instagr…
そもそも犬のことを調べていたわけではないのだ。コロナ禍の東京イジメでお盆に帰省できない人が多く、お墓参りの代行が盛況だというニュースを目にしたのがきっかけだった。それなら、お寺や神社の参拝代行もあるんじゃないかと思い、調べている中で偶然見…
ナショジオの『メーデー! 航空機事故の真実と真相』は、その名の通り、航空機事故を大真面目に検証する番組だ。なんと現在シーズン18! どんだけ事故が多いんだ。どこかの地球外生命体がこの番組だけを見ていたら、この星の人々はほんの少しの距離を命がけ…
『攻殻機動隊SAC_2045』の続きを見ようと思ったら、そういえば『空旅中国』に鑑真の回があったはず、と急に思い出して、NHKオンデマンドをチェック。ドローン空撮が目玉のこの番組、空海・玄奘・茶馬古道など、仏教・チベットを何かとフィーチャーしてくれる…
ひとことで言うと「昔の旅」の写真の本。どれくらい昔かというと、1980〜90年代だ。本書の帯にもあるように「バックパッカーが自由に旅できた時代」。もちろん今だって自由に旅はできる場所は多いのだが、国の発展や政情不安によって、バックパッカーから見…
ひきつづき玄奘関連の本。前回ご紹介した『玄奘三蔵 西域・インド紀行』の訳者による『三蔵法師の歩いた道 巡歴の地図をたどる旅』が到着した。玄奘の求法の旅の足跡を著者自身がたどるという内容。 三蔵法師の歩いた道―巡歴の地図をたどる旅 (プレイブック…
前回に引き続き玄奘関係。『大唐西域記』は玄奘自身が皇帝・太宗のために記した地誌、報告書だった。 tibet.hatenablog.jp 一方、玄奘の旅行記そして伝記として、さらに詳しいとされているのが、弟子によって編纂された『大慈恩寺三蔵法師伝』だ。その前半を…
「仏、全国民にマスク配布へ」とか「仏空母」とか、フランス関係のニュースの見出しを目にするたびに「ホトケが?」と微妙な気持ちになりますよね。なりませんか。そうですか。 さてNHKオンデマンドで昔のNHKスペシャル「文明の道」シリーズを見ていたら、ガ…
NHKオンデマンドで昔のドキュメンタリーを見まくっている。で、いま、アレクサンドロス大王の番組を見ているのだが、ナレーションの「アレクサンドロス」にamazon echoが反応しまくっている外出自粛の夜。 さて、おなじみ渡辺一枝さん。昨年出版された『ツァ…
10年にわたって引き裂かれることとなった、チベット人夫婦のドキュメンタリーだ。夫ドゥンドゥップ・ワンチェンが中国当局に逮捕された。妻ラモ・ツォは、異郷インドで唐突にその報を知る。なぜそんなことになったのか、夫が何をしていたのか、彼女は知らな…
ちょっと前の話だが、インスタに書影だけ掲載した『チベットの宗教図像と信仰の世界』(風響社)を読んだ。 『チベットの宗教図像と信仰の世界』(風響社)。Amazonとかにはまだ掲載されてないようだけど、紀伊國屋書店Webに在庫があったので注文したら、す…
前々から気になっていた本を入手。2016年に出版されて、たしか最初はデチェン・ペンパのブログ“High Peak Pure Earth”で目にしたんだと思う。どんな本かというと『Jamyang Khyentsé Wangpo's Guide to Central Tibet』(ジャムヤン・ケンツェ・ワンポの中央…
チベットに30年以上通い続けている渡辺一枝さんの最新刊。これまでも『バター茶をどうぞ』『私と同じ黒い目のひと』など、写真がメインの著書は何冊かあったが、『ツァンパで朝食を』は約280ページもあり、ひときわ重い。30年の集大成とも言える紀行写真集だ…
「チベットとエストニア」なんて大仰なタイトルをつけてしまったが、チベットとエストニアは、普通に考えると何の関係もない。まったくないかといえば、ダライ・ラマ14世がエストニアを訪問し、首相や大統領と会談した程度の関係はある。ダライ・ラマ13世時…
1987年からチベット通いを続ける作家・渡辺一枝さんの写真展「ツァンパで朝食を」が5/24(金曜)に始まりますよ! 例によって(?)1週間ちょっとしか開催されないので要注意。5/24と6/1にはギャラリートークも! ↓この写真展、ひさびさの新刊!『ツァンパで…
ついに発売された。これは紹介しないわけにはいかない。著者は2015年に圧巻の『東チベットの宗教空間』を発表した川田進教授(大阪工大)。ラルンガル・ゴンパだけでまるまる1冊、ほぼ20年にわたる(でいいのかな)フィールドワークの成果が詰まった新作だ。…
チベットで続いている焼身抗議をテーマにした映画『ルンタ』が上映されている。 池谷薫監督最新作『ルンタ』 オフィシャルサイト この映画に案内役として登場する中原一博さんの著書がこれ。 チベットの焼身抗議 (太陽を取り戻すために) 作者: 中原一博 出版…
たぶん、めったにない?面白そうな講演会のご案内です。明治から昭和にかけて、鎖国状態だったチベットに渡った日本人10人のうち、野元甚蔵さん、西川一三さんに着目。生前親交のあった江本嘉伸さんが語ります。2001年にお二人を招いて開催されたフォーラム…
チベットの現代文学が続々と邦訳されている。その最新刊がこれ。タクプンジャ氏の小説集だ。 「実験的な手法」とか言われると身構えてしまうが、短編が多いので、挫折しても次に行けば大丈夫(笑)。といっても、普通に小説を読んでいる人であれば、挫折なし…
ついに出た待望の1冊。 著者が1991年以降、20年以上にわたって東チベット各地に通い、現地調査を続けてきた集大成だ。 東チベットの宗教空間: 中国共産党の宗教政策と社会変容 (現代宗教文化研究叢書) 作者: 川田進 出版社/メーカー: 北海道大学出版会 発売…