チベット式

チベットの今、そして深層 by 長田幸康(www.tibet.to)

【イベント】11/19(日)@高知「བོད་(ぷー)ふぇす vol.2」(映画上映、ワークショップなど)

高知の「བོད་(ぷー)ふぇす」、昨年に続き2回目開催です!
བོད་(ぷー)とは、チベット語で「チベット」のこと。

☆  ☆  ☆

2017年11月19日(日)10時~20時 
開催場所  日高酒蔵ホール
高知県高岡郡日高村本郷1887

ユミ・ツエワンによるワークショップ
◎映画「Bringing Tibet Home」上映 など

詳細は↓
Facebookページ「ぷーふぇす実行委員会」

 

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【本】『星の王子さま』チベット語版が到着☆

サン=テグジュペリの『星の王子さま』のチベット語版"རྒྱལ་སྲས་ཆུང་ངུ་།"、
フランスのÉditions FAVREという出版社?に注文してあったのが到着しました。

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こちらが↓Éditions FAVRE。フランス語onlyで大変でした(^^;) ちなみに18€

http://www.editionsfavre.com

どうやら『星の王子さま』をいろんな言語に翻訳する基金があるようです。↓

http://fondation-probst-petit-prince.com/act_past_detail.php?lang=en&id=3

そして、チベット語版にも2種類あり、
フランスで出たもの以外に、ラサで出版されたバージョンがある模様。↓

Petit Prince Collection - 2 books in Tibetan 

 それでは、よいお年を〜☆

【イベント】12/4(日)@高知「བོད་(ぷー)ふぇす」(「ルンタ」上映、浅井寛司写真展など)

イベントのお知らせです!
その名もབོད་(ぷー)ふぇす。
བོད་(ぷー)とは、チベット語で「チベット」のことです。

☆  ☆  ☆

池谷薫監督作品「ルンタ」上映、
浅井寛司写真展「生きる、信仰」、
チベット文化圏の雑貨販売やカフェ、フード出店予定。

2016年12月4日(日)10時~18時 
映画上映は、15時~
開催場所:日高酒蔵ホール
高知県高岡郡日高村本郷1887

入場料無料 
一部有料 
映画鑑賞料金 前売¥1300/当日¥1500
写真展¥100(映画鑑賞券購入の方は無料)
☆映画前売り券は、高新プレイガイドにて発売中また、お電話での前売券予約も可能です

お問合せ先 བོད་(ぷー)ふぇす実行委員会 電話09028242118

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【本】『チベット高原の不思議な自然』(村上哲生+南基泰)

チベットには「あ、キレイ」と思うような花が咲いてたり、
「何これ!?」という奇怪な植物状のものが大地にへばり付いていたりする。
とりあえず名前を知りたいところだが、チベット人に聞いても無駄だ。
植物の名前なんて興味がない。答えてくれたためしがない。
かといって日本でチベットの自然をガッツリ語った本なんて、
今までなかったんじゃないだろうか。 

チベット高原の不思議な自然

チベット高原の不思議な自然

 

本書の主役は「自然」である。
湖、川、植物、それぞれたっぷり1章ずつ。
2004年のプマユムツォから始まり、
中央チベットとコンボ周辺に5回にわたって調査に赴いた記録だ。
著者は2人の研究者だが、一般向けにかみくだいて書いてくれているので、
怖くないです(笑)。
あたりまえに見ていた湖や川、氷河、そのへんにいくらでも生えている植物が、
ここまで深いストーリーを秘めていたのか!
という驚きと感動で、ぐいぐい読み進められる感じ。
旅の苦労話とか、人々の暮らしとか、
シロートに迎合する話はほぼ無しという、潔いバランスが吉、なのだ。

そういえば、プマユムツォ。2004年にNHKスペシャルで、
チベット 天空の湖 ~標高5000メートルに生きる~』という名番組があった。
思えば、いい時代だったw
NHKオンデマンドでも見れないぽいですね。

www6.nhk.or.jp

で、『チベット高原の不思議な自然』の話に戻るが、
とにかく残念なのが、カラーじゃないこと!!
正直モノクロ写真では、せっかくの湖も氷河も植物も、なんだかよくわからない。
内容がいいだけに惜しいところだ。。
築地書館の紹介ページでは一部カラー写真が見れるんだけど。。
『チベット高原の不思議な自然』紹介ページ築地書館

あと最後にご参考☆↓
聖湖ナムツォにヤクを訪ねて(I Love Tibet!ホームページ)

 

【本】『地球の歩き方 チベット 2016〜2017』

新しいの、出てますね♪ 

D08 地球の歩き方 チベット 2016~2017

D08 地球の歩き方 チベット 2016~2017

 

チベットのガイドブックでは今や唯一の選択肢。
長く続けるというのは大切なことですね。。。

↓個人的にお気に入りのガイドブック2冊。
 どちらも1989年に香港で買ったんだと思う。

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↓あとこのあたりか。チベット全県制覇のGyurme Dorjeと圧巻のVictor Chan。
 Gyurme Dorjeはハードカバーのバージョン(初版)もよかった。
 辞書みたいな紙を使っていて、分厚いのに軽くて。

f:id:ilovetibet:20160716232521j:plain最後に、ガイドブックじゃないけどAndreas Gruschke。
まだシリーズ完結してないのかな。

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ほかにも、Power Places in Central Tibetとか相当使った。
紙のガイドブック最盛期のお話でした。