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チベット式

チベットの今、そして深層 by 長田幸康(www.tibet.to)

【イベント】12/4(日)@高知「བོད་(ぷー)ふぇす」(「ルンタ」上映、浅井寛司写真展など)

イベントのお知らせです!
その名もབོད་(ぷー)ふぇす。
བོད་(ぷー)とは、チベット語で「チベット」のことです。

☆  ☆  ☆

池谷薫監督作品「ルンタ」上映、
浅井寛司写真展「生きる、信仰」、
チベット文化圏の雑貨販売やカフェ、フード出店予定。

2016年12月4日(日)10時~18時 
映画上映は、15時~
開催場所:日高酒蔵ホール
高知県高岡郡日高村本郷1887

入場料無料 
一部有料 
映画鑑賞料金 前売¥1300/当日¥1500
写真展¥100(映画鑑賞券購入の方は無料)
☆映画前売り券は、高新プレイガイドにて発売中また、お電話での前売券予約も可能です

お問合せ先 བོད་(ぷー)ふぇす実行委員会 電話09028242118

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【本】『チベット高原の不思議な自然』(村上哲生+南基泰)

チベットには「あ、キレイ」と思うような花が咲いてたり、
「何これ!?」という奇怪な植物状のものが大地にへばり付いていたりする。
とりあえず名前を知りたいところだが、チベット人に聞いても無駄だ。
植物の名前なんて興味がない。答えてくれたためしがない。
かといって日本でチベットの自然をガッツリ語った本なんて、
今までなかったんじゃないだろうか。 

チベット高原の不思議な自然

チベット高原の不思議な自然

 

本書の主役は「自然」である。
湖、川、植物、それぞれたっぷり1章ずつ。
2004年のプマユムツォから始まり、
中央チベットとコンボ周辺に5回にわたって調査に赴いた記録だ。
著者は2人の研究者だが、一般向けにかみくだいて書いてくれているので、
怖くないです(笑)。
あたりまえに見ていた湖や川、氷河、そのへんにいくらでも生えている植物が、
ここまで深いストーリーを秘めていたのか!
という驚きと感動で、ぐいぐい読み進められる感じ。
旅の苦労話とか、人々の暮らしとか、
シロートに迎合する話はほぼ無しという、潔いバランスが吉、なのだ。

そういえば、プマユムツォ。2004年にNHKスペシャルで、
チベット 天空の湖 ~標高5000メートルに生きる~』という名番組があった。
思えば、いい時代だったw
NHKオンデマンドでも見れないぽいですね。

www6.nhk.or.jp

で、『チベット高原の不思議な自然』の話に戻るが、
とにかく残念なのが、カラーじゃないこと!!
正直モノクロ写真では、せっかくの湖も氷河も植物も、なんだかよくわからない。
内容がいいだけに惜しいところだ。。
築地書館の紹介ページでは一部カラー写真が見れるんだけど。。
『チベット高原の不思議な自然』紹介ページ築地書館

あと最後にご参考☆↓
聖湖ナムツォにヤクを訪ねて(I Love Tibet!ホームページ)

 

【本】『地球の歩き方 チベット 2016〜2017』

新しいの、出てますね♪ 

D08 地球の歩き方 チベット 2016~2017

D08 地球の歩き方 チベット 2016~2017

 

チベットのガイドブックでは今や唯一の選択肢。
長く続けるというのは大切なことですね。。。

↓個人的にお気に入りのガイドブック2冊。
 どちらも1989年に香港で買ったんだと思う。

f:id:ilovetibet:20160716212452j:plain

↓あとこのあたりか。チベット全県制覇のGyurme Dorjeと圧巻のVictor Chan。
 Gyurme Dorjeはハードカバーのバージョン(初版)もよかった。
 辞書みたいな紙を使っていて、分厚いのに軽くて。

f:id:ilovetibet:20160716232521j:plain最後に、ガイドブックじゃないけどAndreas Gruschke。
まだシリーズ完結してないのかな。

f:id:ilovetibet:20160716232525j:plain

ほかにも、Power Places in Central Tibetとか相当使った。
紙のガイドブック最盛期のお話でした。

 

【石濱裕美子先生の公開講座@早稲田】「ダライラマ13世を取り巻いた帝国主義のプレーヤーたち」(1/9〜計4回)

早稲田大学エクステンションセンターでの、
とっても興味深い内容の公開講座です☆

ダライラマ13世を取り巻いた帝国主義のプレーヤーたち

◇主催・会場 早稲田大学エクステンションセンター

◇【講義概要】
20世紀初頭チベットは地図上に残された最後の空白地帯チベットは各国のあこがれの下にあり、英・露確執の舞台でもあった。1904年のイギリスのチベッ ト侵攻で亡命を余儀なくされたダライラマ13世は、一転はからずも各国の大使たちと接触する中、チベット近代化の必要性を痛感。一方各国の大使たちはチ ベットの豊かな文化とダライラマに魅せられていく。大使たちの記録、ダライラマ13世の親書より、西洋世界とチベットとの初の触接接触の時代を読み解いて いく。

◇【各回の講義予定】各 14:45~16:15
第1回 2016/ 1/ 9(土) イギリスのチベット侵攻ダライラマの亡命
第2回 2016/ 1/16(土) ジェブツンダンパ8世との不和
第3回 2016/ 1/23(土) ダライラマ13世に魅せられた各国大使たち
第4回 2016/ 1/30(土) 1913年清朝崩壊をうけチベット独立

詳細・問合せ先:早稲田大学エクステンションセンター TEL:03-3208-2248
紹介URL : http://www.second-academy.com/lecture/WSD31379.html

 

清朝とチベット仏教―菩薩王となった乾隆帝 (早稲田大学学術叢書)

清朝とチベット仏教―菩薩王となった乾隆帝 (早稲田大学学術叢書)

 

 

 

【本】『チベットの焼身抗議 太陽を取り戻すために』(中原一博・著、集広舎・刊)

チベットで続いている焼身抗議をテーマにした映画『ルンタ』が上映されている。

池谷薫監督最新作『ルンタ』 オフィシャルサイト

この映画に案内役として登場する中原一博さんの著書がこれ。

チベットの焼身抗議 (太陽を取り戻すために)

チベットの焼身抗議 (太陽を取り戻すために)

 

集広舎による本書の紹介ページはこちら↓

www.shukousha.com

 焼身抗議者143人の記録とともに、
中国共産党チベットをどのように統治し、
いかにチベット人たちが苦しんできたか、
そして、なぜ焼身という手段に訴えざるをえないのか、
映画という枠の中では具体的には伝えられていないことのすべてが記されている。
『ルンタ』の記憶の鮮明なうちに手に取ってほしい1冊だ。

本書のベースとなった電子書籍(pdf)は今も公開されているが、
やはり本という形になって残ることの意味は大きい。
ただリンク先にすぐ飛べたり、全文検索できる利便性もあるので、
電子版も持っててもいいも。